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「在留資格」と「VISA(査証)」って同じもの?その違いをわかりやすく解説!

「在留資格」と「VISA(査証)」って、同じ意味だと思っていませんか?実は多くの方が、これらを混同してしまうことが多いんです。しかし、この2つには大切な違いがあります。それぞれの違いを理解することで、日本での滞在や活動の準備がぐっとスムーズになりますよ。

それでは、具体的に何が違うのかを見ていきましょう!

■VISA(査証)とは?
まず「VISA(査証)」からご説明します。VISAは、日本に入国する前に自国にある日本大使館や領事館で発行される「入国許可証」のようなものです。例えば、「観光VISA」や「就労VISA」といった形で、その目的ごとにVISAが発行されます。

「日本に行きたい」という思いを持っている方に対して、日本が「入国を許可する」という印象に近いかもしれません。ですが、VISAはあくまで入国のための許可であり、日本で実際にどのような活動を行うかまでは直接的に関わっていません。

■在留資格とは?
一方で「在留資格」は、日本に到着してから入国審査を通過した際に付与される「日本国内での活動内容を示す資格」です。例えば、働くためには「技術・人文知識・国際業務」といった在留資格、勉強のためには「留学」など、その目的に応じて種類が決まります。

つまり、VISAを持って日本に入国したら、次に「在留資格」を受けて、日本での活動内容が明確に定められるという流れなんです。

■VISAと在留資格の違いをまとめると

項目 VISA(査証) 在留資格
発行国 日本国外で発行 日本国内で付与
役割 日本への入国許可申請のための証明書 日本に滞在するための活動資格
入国管理のタイミング 日本へ入国する前 日本入国後
有効期間 数か月程度が一般的 数か月から数年(資格により異なる)
更新の可否 原則更新不可、再申請が必要 更新可能(要手続き)

■まとめ
簡単にまとめると、「VISAは入国の許可」、そして「在留資格は日本国内での活動の許可」と考えるとわかりやすいかと思います。この2つの違いを理解することが、日本での生活を始めるうえで大切な一歩です。これを機に、在留資格についての知識も少しずつ深めていってみてくださいね!

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